会長挨拶

第46回 ⽇本サルコイドーシス/⾁芽腫性疾患学会総会 会長

四十坊 典晴
JR札幌病院 病院長

このたび、第46回⽇本サルコイドーシス/⾁芽腫性疾患学会総会を開催させて頂くことになりました。会期と場所は2026年10月9日(金)と10月10日(土)で、札幌市教育文化会館(札幌市中央区)です。

本学会が北海道で開催されたのは第1回(1981年)、第17回(1997年)、第25回(2005年)です。今回、21年ぶりに4回目の開催になります。JR札幌病院が担当させて頂くのは第1回が研究会であったときに平賀洋明が開催して以来、45年ぶりになります。

JR札幌病院(旧札幌鉄道病院)では平賀洋明が1964年から北海道でのサルコイドーシスの実態調査を開始し、その後、継続して、サルコイドーシス診療を行っております。サルコイドーシスは類上皮細胞肉芽腫の量、形成される部位、臓器などにより、それぞれ特徴的、あるいは非特異的臨床症状・所見がみられる疾患で多彩な病像を呈する疾患です。また、類上皮細胞肉芽腫は自然に消失することもあれば、線維化することもあり、異時性変化にも注意を要する疾患です。このため、臨床経過には非常に幅があり、治療方針も経過観察から、ステロイド薬や免疫抑制薬での治療、治療難治性となる場合まで様々です。慢性進行する場合には注意深く経過観察を行い、適切な時期に治療導入が必要な疾患です。 本学会は呼吸器科、循環器科、眼科、皮膚科、脳神経内科、腎臓内科、放射線科、病理などの多分野の医師、研究者が参加し、活発な学術研究を行い、全身性疾患であるサルコイドーシスの診療を連携して行っております。 今回は『全身性疾患であるサルコイドーシスの多様性を再考する』をテーマとして、開催させて頂きます。YIA、一般講演を募集します。特別講演、教育講演、シンポジウム、セミナーを企画させて頂き、基礎から臨床領域まで教育講演プログラムの充実を図る予定です。多数のご応募、ご参集よろしくお願いいたします。